1. グッズで一番重要なものは何と言っても靴。これは少々お金を出してもいいものが必要。
砂が入りにくいハイカットがいい。とにかく帰りは変な靴だと、靴の中が確実に砂まみれになる。
2. おにぎり3つくらい。前述。
3. 酸素酸素酸素
今回高山病防止のため、酸素系を持って行った。酸素吸入器5ℓ、酸素入り飲料、酸素発生粉末、
極めつけは酸素飴 この中で一番効果あったと思われるのは、酸素入り水だった。
なぜかわからないがこれが一番良かった。
4. とにかく軽く軽く
何もかも持っていきたい気持ちはわかるが、とにかく軽く軽くすることが後々差になる。
5. 100円玉多数
トイレ事業は実は非常にいい。もちろん7、8、9合、頂上は割ときれいなトイレはある。
使用料200円が必要、頂上のみ300円必要。
トイレは屋久島よりよっぽど快適。
6. 杖は一本
杖を一本折り畳み式を持って行った。杖は必ずいる。2本でもいいが、もう一本は頂上で買おう。
そうすると頂上の刻印がもらえる。最初に二本あると帰りが持ちにくい。
ちなみに杖は、5号では確か600円。頂上までは1200円(各合の刻印付)、頂上は旗・刻印
付きが1500円だった。
7. 長居は無用。
休憩は、ついつい長い時間休みたくなるが、5分から10分程度がベスト。長く休むと身体が
なまり、次に行きたくなくなる。長くよりまめに休んだ方がいい。
8. 晴れ男
実は僕は晴れ男。大きなイベントはほとんど晴れる。今年お取引先を招いた大きな会があり
直前まで台風で中止予定が、一転当日は一滴も雨が降らない好天気になった。
今回の富士山も今年最高の天気(らしい)。頂上まで半袖で良かった。
風もほぼ無風でこれほど登りやすい日はなかった。富士山登頂にはぜひ晴れ男をご一緒に。
9. 派手派手な衣装。登頂下山中の山の色は、赤茶とグレイしかない。登頂の際は、決して地上では
着られない派手な色の方がいい。遭難の時に目立つというより、富士山が非常にカラフルになる。
まるで牢獄壁のようなキャンバスに点で落とした登頂者の色とりどりの衣装の色。
また見る人に元気を与えることも。
10. 仲間
登山はやはりきつく、孤独なもの。そこに元気仲間がいれば、何かと助け合える。そして何より、
途中にそして頂上で味わう感動を分かち合える。たぶんこの感動は何十年たっても分かち合え
ると思う。
不思議との遭遇
1. 頂上の神社で結婚式を挙げたカップルと遭遇。新郎は富士山のコスチュームをしていた。
日本一の幸せ者!
2. 8合目あたりで空に舞いあがる龍の雲を見た。見た後、次の数秒後に鳥のような形になり
去って行った。雲は生きている。
3. 5合目登頂入り口付近で、不思議な格好をして登頂に向かう人を多く見た?
2才くらいの赤ちゃんを背負ったお母さん(スーパーに買い物風)
薄手のTシャツと短パンに大きなカメラを持った中国人家族連れ(浅草観光風)
日傘を差しながら、優雅に歩く40代くらいの女性(ニコタマ風)
サングラスに白いパンツ黒の長袖シャツをバシッと決めたイタリアン2名組
(六本木クラブがえり風)
フレアーのスカートにフリルのひらひら派手なブラウスかつポニーテール(メイド喫茶風)
ベビーカー連れ(??)
もちろんこれからの服装に似た方は、頂上にはいませんでした。
観光気分・ピクニック気分では決して踏み入れてはいけないまさに神の山。
/治山 (おわり)