haruyama: 2014年2月アーカイブ

 さて、試合結果は、昨年全国優勝校最強の明石ウエストクラブと地元岡山少年ソフトボールクラブ

の決勝戦となった。

途中、岡山2点差リードの場面で、

明石ウエストの4番が、ランナー2人を置いて、ホームラン級の一打。打った瞬間、お母さん方の悲鳴

と歓声がドーム内に響き渡る。それを岡山のセンターがフェンスを越えてキャッチ。超ファインプレー。

更には最終回 明石ウエストの攻撃で、ノーアウトのランナー一塁の一打同点の場面。

バッテリーがヒットエンドランを見破り、ダブルプレー。結局、虎の子の2点差を最後まで守り、岡山が

優勝した。最後まで手に汗握る一戦であった。

 

試合を見ていて気づいた、僕なりの少年ソフトボールの魅力を2点。

1つは、その体格の差。小学生の大会ゆえに面白いのは、体重差がそれこそ2倍くらいある相手との

勝負が多くある。一年学年が違えばものすごく違う。例えば体格差でナイナイの岡村と横綱白鵬が

戦ったりする。岡村級のピッチャーが、白鵬級のバッターに向かう時はまさに息をのむ。

しかし、実際はその小さい方が勝ったりする。さらには、ソフトボールの勝敗のポイントはスピード。

ダイヤモンドが小さい分、もたつくとすぐにセーフになる。

その点、小さい子は総じてスピード感があり、華麗な守備が光る。まさに牛若丸と弁慶。

小さい子も有利。そういった体力だけではない、勝ち負けも少年ソフトは面白い。

もう一つは、やはり親の愛。

これを抜きにして、少年少女の部活は語れない。

お仕事や家庭を持っている親御さんが、毎週毎週こういった遠征も含めて、ボランティアで支援をして

いる。監督、コーチ・関係者も最初は自分のお子さんがいたかもしれないが、卒業してからもほとんど

の休みはこれに費やしているであろう。

 今回も朝の3時出発(たぶん2時起き)で来て、夜は夜中に帰るチームもいた。

まさに子供と二人三脚でやっている。僕は、子供たちは分かってくれないようで、本当はその親の

愛が分かっている気がする。少なくとも今は分からなくても、ずっと後になってから、その親の愛を

知る日が必ず来ると思う。そういった子供は絶対に道を外さない。

 はるやま杯の開催で、よく親御さんから感謝される。

しかし、実際感謝しなければならないのは、こちらの方で、毎年毎年親子の愛、監督コーチ、そして

審判、大会運営者の何も見返りのない愛を見せて頂いている。そして、試合でも多くの感動をもらう。

 

本当に本当に、ありがとうございます!と感謝している。

 

/治山

2月8日(土)、僕の今までの人生で最大の大雪に見舞われたその日。

第5回 はるやま杯少年ソフトボール大会が行われました。同じ日、遠く地球の裏側では、

ソチ五輪の開会式が行われている。

 

当日、朝起きて窓を開けると一面、雪世界。開催は予定通りの一報をもらい、家を出て、

会場の岡山ドームに行こうと道路に出ると地面には10cmほどの雪。こんな光景見たことない。

社員と恐る恐る車を走らせ。

吹雪の中、タイヤはシャリシャリとかき氷を作っているような音を立てながら進んで行く。

いつもは10分位の道を、3倍くらいかけて到着。

岡山ドームの屋根も、亀がウサギの毛のコートを着ているみたいに一面、雪が積もっている。

こんな状態でやるの?という心配をよそに、四つ角には、関係者が傘を片手にふり積もる雪の中、

案内に立ってくれている。彼らは全員ボランティアの父兄、本当に頭が下がる。

 

 1時間遅れで始まった開会式で、いつもは、「晴れの国 岡山にようこそ!」という挨拶が

「雪国岡山にようこそ!」と。

 各チームは、 非常に苦労してこの地に集まってくれたと感謝に堪えない。

愛媛のチームは、夜中の3時に出てしまなみ海道経由で到着。(渡った直後に雪がひどくなり、

しまなみ海道は閉鎖となったらしい)

香川のチームは車では瀬戸大橋が渡れずに重い荷物と共に急遽JRで参加。

 関西、広島のチームも雪道の中、何時間もかけて参加。実際、今大会が良くできたと今でも感じ

ている。

 

試合が始まった。

岡山ドームから見える外の景色は一面雪。ドーム内でも、吐く息も真っ白になるくらいの氷点下。

その環境の中、子供たちは、雪をも溶かす熱い戦いを繰り広げた。

この大会は、3月に行われる全国大会の前哨戦ということもあり、毎年多くの「とてつもなく」

強いチームが参加してくれる。今年も昨年の春と秋の全国優勝校2校と、それを争った準優勝校を

筆頭に強豪ぞろい。それを迎え撃つ岡山勢。(実は岡山勢も相当強いが、第一回大会以来優勝経験

がない。)

 

この試合、初めて見に来る社員は必ず、「ソフトボールのイメージが変わった。」「小学生とは

思えない大人顔負けのプレー」と一同口をそろえて言う。

 

試合が始まると、正直息を止めるほど集中する場面が多々ある。

一球投げるたびに大きな息をついたと思ったら、芯でとらえた快心の一打に親御さんから黄色い

歓声が上がる。バンド、クロスプレー、盗塁。

僕もヤンキース戦など生で見たこともあるが、ここには大リーグに勝るとも劣らない迫力がある。

それは誇張ではなく、観客席が近いのとダイヤモンド自体が小さい分、非常に試合がスピード感を

持って展開する。言い方変えればサッカーとフットサルの如く。

 

(後半へ続く)

「ゼロ・グラビティ」を見た

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「ゼロ・グラビティ」を見た。

見終わった直後の感想 → 疲れた!!

 

ニューヨークタイムスの「あなたの生涯で最もリアルな宇宙体験をするだろう!」という謳い文句に

惹かれて思わず映画館に行った。

映画館で映画を見たのは、もう何年かぶり。(アバター以来?)なぜか忙しくて。

それでも、なぜ今回見たか?というと、

 

理由① 先ほどのNYタイムスの評価とは別に、「アバター以来の映画史に残る3D映画」という

批評が非常に気になった。「歴史に残る!」と言われると弱い。本当にモニュメント的な映画であれ

ば、何十年後も「リアルタイムで見た!」と自慢できるじゃないか。

 実際、僕は未だに「スターウォーズ」を始め、「ET」 「ジョーズ」 「バックトゥザフューチャー」

「インディージョーンズ」 「タイタニック」 「アバター」をリアルで見たよといまだに自慢している。

(苦笑)

 

理由② 3Dだから。これは映画館ならではでしょう!

 

 そんなこんながあって期待感爆発の鑑賞の結果、なぜ最初の感想が「疲れた!」ということになる

のかと言えば・・・。

映画の間中、もう緊張しまくってまさに息も抜けない状態ゆえにぐったり感。

例えば真央ちゃんのグランプリシリーズを見ていて「何とかジャンプもきれいに飛んで、ノーミスで

終わってくれ!」とか、箱根駅伝で心臓破りの坂をトップで走っているけれど、もう限界を超えていつ

倒れるか分からないまま、そして後ろのランナーはドンドン差を縮めている。「もう少しだ!

タスキをつなぐまでガンバレ!」

そんな状態を一時間半ずっと見ている感じ。さらにそれが3Dで展開されるとなると、もう主人公と共 

に息をするのもままならない緊張状態が続く。

 正直、それくらい圧倒的なリアリティがある。これは、まさに、「ジョーズ」や「インディジョーンズ」で

味わった感覚。

NYタイムスも過度な表現ではないと思う。

とにかく、アバター以上にCGを使ったというのも理解できるし、それが非常に有効である。

 そして実質、2人の超割り切りキャスティングも恐るべし。サンドラブロック最高!

思えば「スピード」でも息つく暇がなかった。またしてもサンドラにやられた。

 ジョージ・クルーニーは凄く贅沢な使い方という気がした。

映画を語る上で、ストーリーを言うのは御法度と思うので、ここらあたりで話は終えるが、これが歴史

に残るかと言えば、僕的には残る!と思う。じゃないと2,200円返してくれ(笑)

 

冗談抜きで今年のアカデミー作品賞候補ナンバーワンと思っています。

うそだと思うのなら、見てみてください! (マルちゃん生麺風(笑))

 

/治山

 

おまけ:本題を見ると単なる「グラビティ」 これを「ゼロ・グラビティ」に変えたのは、「永遠の0」に

掛けたと思った。なかなかやりまんね。

はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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