若きイチロー、岡村たちへ

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先日、イチローが28年の現役生活にピリオドを打った。

一方、昨年 フジテレビの人気番組「めちゃイケ」が22年の歴史に幕を閉じた。

(「めちゃイケ」が「ひょうきん族」の、実質あと番組だという事にも驚いたが)

 

イチローと岡村は多くの面で共通点があると思う。

僕が感じるに、二人とも並外れた運動神経、圧倒的に照れ屋(それを隠すために極端なふるまいもする。)、そして責任感の強さなどあるが、二人の一番の共通点は、「ストイックさ」であると思う。

 

翌日のテレビでイチローの元チームメイトであり、親友の長谷川投手が言っていたが、

「(あえて言うと)イチローは天才ではありません、圧倒的な努力家です。」と。

天才でない人が、常に天才の期待をかけられ、それに応えるべく血を吐くような努力を28年間続けた人だと。

イチローの引退会見の言葉がそれを裏付ける。

「楽しかったのは、レギュラーになるまでの2年間だけで、後は苦しかった。いきなり番付を上げられて、その過剰な期待に応えるために苦悩し続けた。」と。

 

岡村も、「めちゃイケ」の最終回で語っていた。

22年間、毎週収録日の火、水曜日、ベイブリッジを超えてお台場(フジテレビ)に行くのが本当に嫌だった!」

20代で番組の顔となり、毎週"よりおもろい番組"を"より高い視聴率"をと、並々ならぬプレッシャーがあったであろう。

 

イチローで、多くの人が一番に思い出す第二回WBCの韓国との決勝戦でのセンター前ヒットのシーン。それまで、イチローは不振に喘いでいて、責任感からシリーズ中、胃に穴が開き血を吐いたという。

岡村も、絶頂期、プレッシャーからか3か月ほどテレビから姿を消した。

 

両名とも、いつも楽しそうにプレーや番組に出演しているように見えた。しかし、実際はそれとは大きく違っていた。

20年以上、期待された以上の結果を出し続けた彼らと羽生九段の言葉が重なる「才能とは、情熱や努力を継続できる力である。」

さらにこう続く。

「続けることなど誰でも出来ると思うでしょうが、実はこれが最も難しいのです。」

 

この4月も日本全国で多くの新入社員が生まれ、当社でも多くの仲間が入社してくれる。

 

若いイチロー、岡村達よ。彼らに続こう!

4月からは、誰もが、やったことない事、イメージと違う事にもがき、そして感じたことのないプレッシャーも経験すると思う。

だけども、それを超えてところに感動がある。

まず、続けてみよう。20年とは言わない。自分が納得できるまで、一つの山を登りきるまで続けてみよう。

山に登ると、違う景色が見えてくる。頂上から、自分の努力した道を見ると、一つ一つの積み重ねが長い道のりになることを知るだろう。そして少しだけ自分を誇らしく思える。

これは、山に登ったものしか分からない。

さあ、今日からはるやまを登ろう(笑)

 

イチロー、岡村と同じにはなれない。同じでなくてもいい、だけども歩き続ければ、数年後、数十年後には、それぞれのイチロー、岡村とみられる日は必ず来る。

未来は自分たちで作る。今日から歩き出そう!!

 

今回の学び「桃栗三年、柿八年、イチロー・岡村二十年」

 

おまけ:

イチローの引退会見、短い言葉が彼のすべてを語っているように思う。

(引退してもなお)たぶん、明日もトレーニングしていますよ。」

ああストイックだ!

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はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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このページは、haruyamaが2019年3月30日 17:19に書いたブログ記事です。

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