怖い話ばかりが続いたので、最後は明るく締めたいと思う。
(あまり明るくないけど)
幼い頃から、"正義の味方""ヒーロー"に憧れてきた。
丁度、僕の小学生時代から、次々とスーパー戦隊シリーズがスタートした。
名前を挙げて行けばキリがないほど。
そしてこの年になって分かった。
本当の正義の味方は、そんな彼らとは正反対の「控えめ」で「目立たず」、
「小さなことをこつこつと積み上げ」、ましてや「腕力に頼ったりもしない」
巨大な敵の攻撃に何度もくじけそうになりながらも決して諦めず、一番弱い者のために我が身を犠牲にして戦う。そんな一見普通の人こそが真のヒーローであると。
「桶川ストーカー殺人事件 ――遺言」 新潮文庫
「殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」新潮文庫 清水 潔
彼をヒーローと呼ばずにして誰をヒーローと呼ぶのか?
つづく。
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