日常の恐怖2

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こう考えて欲しい。病院で検査を受ける。間違いなく悪い結果が待ち受けている。しかし見ないわけにはいかない。もちろん見ないという選択肢もあるが、いち早く見れば病気への対応が出来る。

 

この本は、その手の本だ。非常に不愉快でつらい話だが、自分が全く知らない事実を知る事で、万に一つ自分がそういった事件に巻き込まれた時にどう対処していいのかを教えてくれる。

 

今我々は、何も知らないまま恐ろしい社会に生きている。そう教えてくれる。

注意しろと教えてくれる。

「殺人犯はそこにいる」文庫本のカバーにはこう書いてある。

「申し訳ありません。僕はこの本をどう勧めたらいいか分かりませんでした。(中略)

この本を読んで心が動かされない人はいないと固く信じています。(中略)

これまで僕は3000冊以上の本を読んできました。その中でもこの本は少しでも多くの人に読んで欲しいと心の底から思える一冊です。この著者の生き様にあなたは度肝を抜かれ感動させられるでしょう。こんな人間がいるのかと心が熱くなることでしょう。

僕らが生きるこの社会の不条理さにあなたは憤るでしょう。知らないで済まされない現実が、この作品では描かれます。・・・」さわやか書店 文責:長江(文庫担当)

 

これは事実だ。僕もそう思った。これを読んだ会社や友人らも同じ感想だ。

まだ4月だが、間違いなく2018年最高の本の一冊である。

 

もう一度言う。この本を一人でも多くの人に読んでもらいたい。というより、我々はこの本を読まなければならない!

少し難しいが、教科書に採用してもらいたいほどの本である。

 

つづく。

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はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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このページは、haruyamaが2018年5月16日 10:47に書いたブログ記事です。

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