そしてブルゾンちえみである。
当日に、24時間90キロを走る事を告げらえて、立派に走り切った。
指名を受けて、武道館に登場した時から、最後まで緊張とはにかみを同居させていた。
変に、はしゃいだり、えらそぶったり、表情を作ったりする事なくもくもくと走り切った。
その姿を見て、「ああ、岡山県人だな」と感じた。
『そもそも私が、この国民的ランナーとして走っていいのだろうか?』『ただ、走る限りは、どんなことがあっても完走しよう!というより、しなければならない。』そんなことを考えていたのだと思う。
岡山県人は、多くの面を持つ。
やはり田舎もんであり、何かをきっかけにタガが外れたようにはしゃぐが、基本まじめでぼくとつである。素朴で泥臭いけど味がある、ちょうど備前焼のように。岡山で備前焼が出来たのも偶然ではないのかもしれない。
千鳥の大悟が、(岡山県人)いつも自分のネタを言いながら思わず笑う。一種の照れ隠し、ああいった少しシャイな所も岡山県人である。
ブルゾンちえみも、先ほど言ったように、ぎゅっと真一文字に結んだ口のあの表情で、緊張とはにかみ、そして絶対完走しなければいけないという責任感に押しつぶされないように必死の表情だったと思う。
最後、武道館のゴールで「貴重な体験をさせて戴いて有難うございました。」と深々と頭を下げた。彼女の派手さはないけどひたむきな24時間の走りが、元気をくれた。
あっぱれ、ブルゾンちえみ! 岡山県人の誇りです。
今回の学び「涙の数だけ強くなれる。ブルゾン一つで、暖かくなれる。」
おまけ1
細かい話だが、最後のきめポーズのWITH Bがおなかに文字を書いて「おめでとう」「完走」と書いていたが、立ち位置が左右反対で「完走 おめでとう!」を狙っていたのでは?
おまけ2
今回 いろんなギネス記録が出たが、ブルゾンちえみのメイクの落ちない度合いと石原さとみの24時間続いた可愛さはギネス級だった!
コメントする