ライブに行こう2(山下達郎という生き方)

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友人の誘いで、山下達郎さんのライブに行った。

場所は中野サンプラザ。渋い!生まれて初めて、中野サンプラザの会場に入った。

席は外観のイメージに比べ、狭い感じの2000席。ステージまで近いという印象。

 

さて、山下達郎さんである。

もちろん山下達郎さんは知っている。ベストCDも持っている。

ただし、僕の達郎さんのイメージは、80年代90年代で止まっていて最近の新作はほぼ聞く機会はなかった。むしろ奥さんの竹内まりあさんの方が、関心が高かった。

これが、ライブが始まる前の印象。

それが、ライブ後 本当に感動し、次回のコンサートも絶対行こうと思った!

それは僕だけではなく、一緒に言った同世代の連中も全員同じ考えだった。

 

何が僕らを変えたのか。さあ、それを皆さんと共にライブで中継致します。(ただし、ページの限りがあるので、ハイライトで許してください。)

 

まず、とにかくおもてなし力がハンパない。人を喜ばせるとはこういう事かと学んだ。

3時間!のステージを終えてもさらに、繰り返し繰り返しアンコールに答えてくれ、それも1曲、2曲ではなく徹底的にやってくれる。さらには、(こんなことは初めて見たが)会場の電気がついても(終了したので、早く帰れと言わんばかりに電気がコウコウとつく、あれである。)舞台に袖に立って達郎さん自ら感謝の頭を下げる。

結局、終わったのはなんと3時間40分すぎ!

その間、最初から最後まで、達郎さんは出ずっぱり、トークを除くとうたいっぱなし。それも、一フレーズたりとも手を抜かず全力投球である。

そう、達郎さんは、御年64歳!もうこれだけでその体力に驚く。本当にアスリートだ!

さらに、その声は、まじで凄い。オペラ歌手なんて生易しい、その声は、サイレンか地響きと思うぐらい大音響である。聞いていて、胸にずしんずしんくる。

たぶん声でろうそくを消したり、ガラスを割る事も出来るのではないかと思う位凄い。

もう一度言うが、御年64歳である!

大抵、年を取ると声量が衰えるが、全くそんなのはない。化け物だ(決して容姿を言っているわけではないです(笑)

その大音響で、3時間30分以上うたいっぱなしなのである。160キロの直球を18回くらい投げるようなもの。

 

コンサートは、まずはリズミカルなナンバーから始まり、バラードも盛り込み。我々の懐かしいナンバーも随所に入れてくれる。

単に一本調子で歌うのではなく、様々な嗜好を凝らしている。

普通の6人+バックコーラス3名の計9名の編成から。途中 ギター、ピアノ 達郎さんの3人だけの演奏で泣かせたり(これが最高!)

海外のカバーも数曲「スタンドバイミー」(これもまたいい!)

さらには、圧倒的な歌唱力のアカペラ(想像できるでしょ、この良さが)

バラードでしっとり来たかと思えば、いきなりベースやピアノ対 達郎さんの声のセッションが始まる、「セッション」と言う名作映画が近年あったが、とにかく楽器と楽器の掛け合いと言うより撃ち合いに近いものを声と楽器でやる。それがまた楽しそうに。

さらにさらに、「俺のキャラとは違うんだよね」と言いながら、我々には嬉しい達郎さんの提供の曲、マッチの「ハイティーンブギ」などで大いに盛り上げる。

 

そして、クライマックス近くになると、夏の歌から、突然 冬になり「クリスマスイブ」が始まる。

生達郎の「クリスマスイブ」は例えようのない。

そして、エンディングは80年代、90年代の曲を中心に途切れなくメドレーで30分くらい歌いまくる。

会場は総立ちで、80年代のディスコシーンを彷彿させるように全員が一つになり、踊りまくる。たぶん会場の温度は10度くらい上がっただろう。

幕が閉じて、十分満足して、「さあ、終わった」とも思いきや、先ほど言ったように何度も何度もアンコールに答えて、会場を盛り上げ続ける。

3つ星のフルコースを4~5回味わったような感覚だった。

 

そして、随所に我々に対する感謝の言葉、態度。

会場を後にする人たち全員が例外なく、興奮と、満足感と笑顔に包まれていた

山下達郎と同時代を生きられたことで、本当にありがたいと思う。

 

本日の学び 「同世代を生きられた事で、とても嬉しく感じられる人がいる。そんな人になれたら最高だろう。」

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はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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このページは、haruyamaが2017年7月31日 11:29に書いたブログ記事です。

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