先日、都内のマクドナルドにいた時、突然、若い女性クルー(スタッフ)がフロアーに来て、
いきなり
「これから、お客様が多くいらっしゃる時間になりますので、大変申し訳ないのですが、長時間おられる方でお席を空けていただける方がいらっしゃいましたら、ご協力よろしくお願い致します。」
と深々と頭を下げて言った。
これを聞いて僕は、『確かにそうだよな?周りを見渡すと図書館替わりか、公園のベンチ変わりにしている人も多い。店としても効率が気になるな』と同意する一方で、
『最近のマクドナルドは、結構やるな、一つ間違えると反感を買うかもな』とも思った。
さあ(マク)ドうナルのか?とシャレをかましながら周りを見ていると・・。
さて、ここで問題です!みなさんは、何人くらいの方が帰ったと思いますか?
答え:なんとフロアーにいた100人位の人の約半分!の方が、帰っていった。(本当に日本人は優しい)
た、それを見て間髪を入れず、クルーの「有難うございます!有難うございます!またのお越しをお待ちしております!」とウグイス嬢の様なよくとおる声がフロアーに響き渡った。
潔く帰っていった人たち、それに感謝するクルー。両者の心が通った感じでとても気持ちが良かった。
後に聞いた話では、マクドナルドでは、着ているユニフォームの色によってポジションが違うらしい。
紺は新人、黒はマスター。社員か全ての作業が出来る人。
そして彼女のユニフォームは赤だった。赤は「接客のプロ」と言われるらしい。まさに、嫌みのない「プロ」らしい対応だった。接客やお願いは、態度、言い方ひとつでお客様の印象が全く変わると再認識させられた瞬間であった。
今回の教訓「笑顔は0円であり、プライスレス(値段のつけられないもの)であり、会社にとっては、無限の価値があるもの!」
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