レーガン大統領が、暗殺未遂で狙撃された際、病院に運ばれる担架の上で「執刀医は、主党員じゃないだろうな?(レーガン大統領は、共和党ゆえ敵の民主党員だったら殺されるかも?という意味」)とジョークを飛ばした時には、「ここまでやるか!」とアメリカ人のジョーク魂に脱帽した。
皆さんも、ハリウッド映画で、最悪な状況にあってもジョークを発するヒーローを見たり、あるいはテレビのインタビューなどで一般人がマイクを向けられて、間髪置かずに小粋なジョークをかます場面をよく見たことがあるだろう。
これが日本人には難しい。街頭インタビューでも、政治家でも、正論だが面白くも何ともない返答が多い。最悪なのは、けんか腰にはけんか腰で返しより険悪な感じになる。
洒落の聞いた一言で一瞬にしてなごむ場面でも、さらに緊張を高めるような会話も多い。
ホント、日本人にはこの切り返しジョークは無理と思っていた。
だが、芸人ではなく一般人でもこの特殊技能をDNAとして身に着けている人達が存在することを知った。
これこそは、関西人である。というより、正確に言えば大阪人である。
続く
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