「スターウォーズ(フォースの覚醒)」を見た!

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見たよ!」と自慢するには、遅くなったが、満を侍して、「スターウォーズ(フォースの覚醒)」を見た!

公開から遅れる事1か月、ようやく念願がかなった!

お蔭で直前に予約したにもかかわらず、ど真ん中の席で見られたし、フィギア付きドリンクも半額の500円で買う事が出来た!!(ラッキー!)

 

「スターウォーズ」シリーズは、特別な映画である。全作品、公開時に映画館で見ている。(同様の作品は、「バックトゥザフューチャー」と「レイダース」くらいで、「ジュラシック」や「ロッキー」「ターミネイター」「ダイハード」シリーズも途中で挫折した)

1977年の第一作の時は、中学生だったから、その間高校、大学、社会人、そして50過ぎのおっさんになった今でも映画館で見たい!と思わせるのは、「フォース」の力以外の何物でもない。(笑)

 

今回、第7作を見るにつけ、エピソード1から6まで全て見直した。我ながら偉い!(笑)

見終わって、素直に感動したことは、エピソード4(第一作)の完成度の高さ!初公開から40年たってCGや撮影技術が恐ろしく進化した今でも、全く古く感じないし、昔と同様にワクワクする。

一方、エピソード5,6は、1,2,3と比べると少し古臭く感じる。(もちろん、これはこれで最高に面白いだが)当時の最新の技術を余すところ無く使って作ったことは、よく分かる。しかしエピソード1,2,3のド迫力の前には、・・・である。しかし!エピソード4(第一作)は全く色あせない。

そこで分かったのは、「技術は色あせるが、本質は色あせない。」という当たり前の事。多分20年後、30年後はエピソード1,2,3も古く感じる時代が来るであろう。しかし4は永遠だと思った。本質は強い!例えて言えば、「流行のお菓子は、移り変わる。しかし、「赤福」「きびだんご」は永遠である。」といえる(笑)甘党の著者より(笑)


さて、「今回の7についての感想は?」問われればズバリ理屈抜きで面白かった。同時に「おかえり!」と言いたくなった。

1,2、3は大好きだが、どちらかといえば、暗いし重い。テーマがテーマだけにしょうがないが。それに比べ、4,5,6には、軽快さとワクワク感が勝っていた。

記憶に間違いがなければ、ルーカスが、第一作直後に、「人生で辛いことがあっても、映画館の中では、全てを忘れて楽しめる、そんな映画を作りたかった。」的なことを言っていたと思う。(記憶違いならすみません)それを実現したような映画だった。当時は、何回見たかを自慢し合っていた気がする。

4を引き継いだ5,6もトーンは一緒だった。そして、今回の7は、久しぶりに4,5,6のトーンに戻ってきた気がする。緊張感の中にも、ウィットやふっと息が抜けるところ、非常にグロテスクなんだけれど、どこか憎めないキャラクターも盛りだくさんで嬉しかった!

そして、お約束の宇宙戦闘シーン。これを見ると、ああ「スターウォーズ」が返ってきたと異常にテンションが上がる。戦闘シーンは今回が一番凄かった。技術革新のリアルさで、何度もおしっこをチビリそうになった(苦笑)特に「ミレミアム・ファルコン号」の戦闘シーン!思い入れが違う。

さらに今回、オールドファンにはたまらない懐かしのレギュラー陣の数々。30年ぶりに同窓会に来たような気がした。みんなの顔を見るたびに、「お互い年を取ったなぁ、そして人生いろんなことがあったなぁ」としみじみ思う。と同時に、かなり変貌した姿の中に、昔と変わらないところを探して、見つけて、凄く嬉しく思う。そんな同窓会が出来た!

ハンソロは、(昔からルークよりも破天荒なハンソロに憧れた!)何歳になっても相変わらずカッコ良かったし、チューバッカの叫びも懐かしすぎる!レイア姫も本当に30年ぶりくらいだったが、(実生活はいろいろと大変だったと聞いているが(笑))以前より魅力的な女性に変わったのが驚きだった。僕の趣味が変わった?(苦笑)

一方、C3PO,R2-D2の容姿はほぼ変わらない。人は年とともに成長し、変化していく、変わる事が人間の本質と気づかされた。

 

さて、気づきはまだ続く。

今回3Dで見た!「絶対3Dの方がいいだろう」と思って迷わず3Dにした。しかし、結論から言うと、その必要はなかった!この映画は、多分3Dだろうが2Dだろうが変わらない。2Dでも3Dと同じ体験ができる。それを40年くらい前から、実現している。恐るべきこと!だから、公開当時、他の映画と違ってあれだけ興奮したのだろう。

 

全てが良かったが、あえて言うと、今回一つだけ、残念な事があった。第四作(エピ1)から参入した我が子供は、「ここ数年の映画の中でベスト5!」とのたまっていたが、第一作(エピソード4)から見ている僕は、あの場面(ストーリー)だけは変えてほしかった。我々世代は、先ほど言ったように第一作のキャラクターには特別な思いがある、ストーリー展開上、しかたがないかもしれないが、次回あの勇志を見れないのは辛い。(どの場面かは、想像にお任せします。)


まだまだ書き尽くせないが、みなさんもそろそろグダグダブログに付き合うのも、辛くなってきたと思うので、最後に勝手な僕のスターウォーズ論をいわせてもらえば?

「スターウォーズとは何か?」超単純化すると「巨悪に立ち向かう冒険活劇」であり「家族愛と友情」の物語と思っている。

このテーマは映画の歴史において、繰り返し取り上げてきた鉄板中の鉄板であり、映画の面白い要素が全て入っていると思う。

今回も含めて、このテーマに沿った映画の醍醐味を、壮大なストーリーの下、巨額が金を使い、最新の技術を屈指し、全作品ワクワクさせてくれ続けているジョージ・ルーカス、今回のJJ・エブラハム監督、はじめ全てのスタッフに感謝である!

次回作まで、残り2年。次回作までこのブログも「スターウォーズ」を見習って「不易流行」で綴っていきます。皆様の楽しませられるかは、はなはだ疑問であるが・・。(苦笑)


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はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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このページは、haruyamaが2016年2月22日 11:35に書いたブログ記事です。

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