人生初の富士登山 ~番外編~

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その他 印象に残ったこと(番外編)

1. 今まで見たことの無いような雲の動き

   8合目あたりを過ぎると雲よりも高くなる。その8合目で、雲が水蒸気のように、あるいは
   バスソープがバスタブから溢れるように、下からモコモコと誕生していく様子を初めて見た。
   真っ白い雲が次々と生まれ出てくる。やがてそれが柱のように次々とそびえ立っていく。
   マーラーかベルディのような壮大なシンフォニーだった。

2. 雲2

   8合目と7合目の下山で見た雲。雲が近い、本当に近い。
   竹ざおで届きそうな位置になる。横に目を向けると雲が目線の高さ。この経験はなかなか
   出来ない。

3. 布団の花畑

   9合目に富士山ホテルがある。
   それ以外にも7合目、8合目などにホテルがある。天気のいい日は、そのホテルの屋根一面、
   地面一面に布団が干してある。それらを上から見ると、コンクリート地面に咲く花のようにすごく
   きれいに見えた。

4.星がきれい
 
  最初は光がほぼない山道を登って行く。光は星のみ。ただその星の多さと明るさはまさに
  プラネタリウム状態。バスを降りて星を見た瞬間 「近すぎて怖い!」誰かが叫んだが
  まさに星が近い。 昔ハワイで僕が感じた感想と同じだった。
  星が落ちてくるようで怖い!というイメージを思い出した。

5.ジャージジャケット

  今回、実は当社が開発したジャージ系のスーツのジャケットを持って行った。
  この収縮性はまさにジャージ並みで、以前これを着てドライバーをフルスイングしたらナイスショットが
  出た。そこで今回このジャケットで登った。
  軽くつっぱりもなく大成功!改めてジャージスーツのすごさを感じた。出張、外回りには欠かせ
  ません。


トリビア

1. 頂上の火口が思いのほか小さい。最近立ち並ぶ大型ビルは確実に入らないであろう。  
   それほど狭い穴だった。

2. 7合目を過ぎるととにかく岩岩じゃりじゃりの世界。おとなの砂場遊び。

3. 頂上にお土産屋も多し、驚いた。刻印をしてくれるキーホルダーなど多彩。
  
4. ただ頂上のキーホルダーの日付刻印は思ったよりしょぼい

5. 困った時の馬頼み。途中でバテた人の為に、5合目まで馬にのっけておりてくるサービスが
   7合目あたりにある。値段は2万円前後。

6. 非常にへたばっていて、ギブアップ寸前の外国人を見た。
   二十年以上前にアメリカで高速道路に乗っているときや、やたらエンスト起こしていたアメリカ
   車をなぜかそれを思い出した。
   彼らは、絵葉書の富士山を見て、美しいと思い登山に来たのではないか?
   さらに世界の山に比べ簡単に登れると思って来たのではないか?
   やっぱりやめればよかったという表情の外国人を多く見た。

7. 沈黙の世界。登る際に(降りる際も)ほとんど音がしない。話声もほとんどなし。
   酸素が薄いところでは、みんな無口になる。

8. 富士山物価
   杖は後述の通り、ラーメン900円、かつ丼1000円、ペットボトルが300円か400円。
   思ったほど高くない。その秘密は、頻繁に来るキャタピラー車の存在が大きい。

9. 頂上ではLINEはつながらなかった。

/治山 (次回へ続く)
 
   

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はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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このページは、haruyamaが2014年8月21日 10:19に書いたブログ記事です。

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