今あらためてテレフォンショッキングは、最高の企画だったと思う。友達の輪。この流れも永遠に続く、
終わる事のない不完全の輪の連鎖。
ここでもタモリは、無理にまとめようまとめようとしない。決して出しゃばらず、ゲストに好きにしゃべら
せる。近年はほとんど番宣やイベント紹介がらみが多かったと思うが、次も聞きたいと思わさせて、
ストンと終わる。「それでは、次のゲスト紹介を」というと、今も昔も会場は「えっー」とブーイングをする。
お決まりでもなく、本当にもっと聞きたいのだろう。
終わりたくないのだろう。この不完全。このリード。これこそがタモリの真骨頂であった。
蛇足だが、僕がいままでで最高傑作と思っているのが、最初の頃に出た時の黒柳徹子と有吉佐和子。
これは面白かった!(徹子は今回も最高だった!)
誰かが言っていたが、32年間も毎日体調も崩さずに続けることは神秘だ。
もう一方、視聴率が下がったり、人気がさがったりしてふつうは終わる。
いいともの後の番組はすでに視聴率が今一つと聞く、やはりあんな番組はもう出てこないのだろうなと
寂しく思う。
若い人で、「ゆとり世代」と言われるのがいやだ!と言っていたが、我々は「新世代」と言われた。
それぞれの世代でネーミングが付く。
しかし、フィナーレを見ていて思ったのは、老若男女 老いも若きも「いいとも」が終わるのを惜しむ世代
がいる。
我々は世代を超えて、みんな「いいとも世代」なんだと改めてその凄さを思った。
番組を見終えて、翌日もそして翌日も頭の中で 「お昼休みはウキウキウォッチ・・・。」と完全に
歌えない歌を繰り返している自分がいた。
いいともは決して終わらない!本当にタモリさん、長い間お疲れ様でした!!
/治山
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