「ゼロ・グラビティ」を見た。
見終わった直後の感想 → 疲れた!!
ニューヨークタイムスの「あなたの生涯で最もリアルな宇宙体験をするだろう!」という謳い文句に
惹かれて思わず映画館に行った。
映画館で映画を見たのは、もう何年かぶり。(アバター以来?)なぜか忙しくて。
それでも、なぜ今回見たか?というと、
理由① 先ほどのNYタイムスの評価とは別に、「アバター以来の映画史に残る3D映画」という
批評が非常に気になった。「歴史に残る!」と言われると弱い。本当にモニュメント的な映画であれ
ば、何十年後も「リアルタイムで見た!」と自慢できるじゃないか。
実際、僕は未だに「スターウォーズ」を始め、「ET」 「ジョーズ」 「バックトゥザフューチャー」
「インディージョーンズ」 「タイタニック」 「アバター」をリアルで見たよといまだに自慢している。
(苦笑)
理由② 3Dだから。これは映画館ならではでしょう!
そんなこんながあって期待感爆発の鑑賞の結果、なぜ最初の感想が「疲れた!」ということになる
のかと言えば・・・。
映画の間中、もう緊張しまくってまさに息も抜けない状態ゆえにぐったり感。
例えば真央ちゃんのグランプリシリーズを見ていて「何とかジャンプもきれいに飛んで、ノーミスで
終わってくれ!」とか、箱根駅伝で心臓破りの坂をトップで走っているけれど、もう限界を超えていつ
倒れるか分からないまま、そして後ろのランナーはドンドン差を縮めている。「もう少しだ!
タスキをつなぐまでガンバレ!」
そんな状態を一時間半ずっと見ている感じ。さらにそれが3Dで展開されるとなると、もう主人公と共
に息をするのもままならない緊張状態が続く。
正直、それくらい圧倒的なリアリティがある。これは、まさに、「ジョーズ」や「インディジョーンズ」で
味わった感覚。
NYタイムスも過度な表現ではないと思う。
とにかく、アバター以上にCGを使ったというのも理解できるし、それが非常に有効である。
そして実質、2人の超割り切りキャスティングも恐るべし。サンドラブロック最高!
思えば「スピード」でも息つく暇がなかった。またしてもサンドラにやられた。
ジョージ・クルーニーは凄く贅沢な使い方という気がした。
映画を語る上で、ストーリーを言うのは御法度と思うので、ここらあたりで話は終えるが、これが歴史
に残るかと言えば、僕的には残る!と思う。じゃないと2,200円返してくれ(笑)
冗談抜きで今年のアカデミー作品賞候補ナンバーワンと思っています。
うそだと思うのなら、見てみてください! (マルちゃん生麺風(笑))
/治山
おまけ:本題を見ると単なる「グラビティ」 これを「ゼロ・グラビティ」に変えたのは、「永遠の0」に
掛けたと思った。なかなかやりまんね。
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