長嶋監督、松井選手の国民栄誉賞記念ブログ。巨人の4番打者二人にちなんで今回で打ち止めとします。きりがないので(苦笑)
受賞セレモニーについて、さて服装の事について語らねばなるまい。
始球式のユニフォーム姿から一転、受賞セレモニーに参加された両名は、おそろいの濃紺無地のスーツ(シングル)にヤンキースのユニフォームを彷彿させるピンストライプの白いシャツ、そして紺にドット(水玉)のネクタイで登場した。
かっこいい!
松井選手が、おそろいの出で立ちを提案して、長嶋監督が選んだというが、本職の我々でもほれぼれするようなスーツ姿だった。
紺無地のスーツ、そしてドット柄のネクタイは、最上級の正式スーツスタイルとされる。とくにドットは、その水玉が小さければ小さい程、品が良いとされる。
両名が締めていたのは、正式な、しかも華やかなセレモニーにあって、大きすぎず、小さすぎずの絶妙の大きさのドットだった。まさにど真ん中のストライク。
そのドットは、二人のように夜空に光り輝く星(まさに巨人の星)のように見え、また遠くまで消えていくホームランボールにも見えた。
スーツ姿は、背筋を伸ばさないと似合わない。
松井選手はもとより、長嶋監督も背筋をしゃんと伸ばしてのスーツ姿。本当にカッコよかった。サッカーの監督が、よくグランドでスーツ姿で指導するが、それ同様に野球場でもスーツ姿がこれほどまでに似合うものなのかと感動した。
両名を取り巻く(失礼な言い方だが、)脇役について話そう。
まず、見届け人はこの人を置いて他にはいないであろう、徳光さん。
彼にまつわる長嶋監督とのエピソードは事欠かない。長嶋監督に会いたいがために立教大学に進学し、その中継をしたいが為にアナウンサーに、そして長嶋監督が、第一次監督時代に事実上解任された時には、頭を丸めてズームイン朝に出た時にはテレビを見ていて驚いた。(日テレ在籍中のこの抗議は、まさに命がけだっただろう)
その徳光さんは、万感の思いだっただろう!
そして、自称アンチ巨人(ホント?)という安倍首相。まさかこの日ユニフォームを着て、主審をやるとは思わなかった。ちなみに背番号の96は、歴代96番目の首相という意味らしい。さすがクロー人!いろいろと批評もあると思うが、僕はこういう悪ふざけも全然あっていいと思う。アメリカの大統領は、こういう場面主役よりも目立つ場面が良くある。歴代大統領はよくハリウッド映画にも出ているし、今年のアカデミー賞はご存じのとおりオバマ夫人が思いっきり仕切っていた。
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