長嶋監督、松井選手 国民栄誉賞第3弾

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両名の国民栄誉賞授与式をテレビで見た!

うーん感動ひとしおであった!

 

その感動を思いつくまま並べてみる。

 

まず、ベンチ奥から始球式に向かう長嶋監督。とても懐かしいユニフォーム姿であったがグランドにつながる階段を、一人では上がれずお付の人の助けを借りて上がる姿は少し痛かった。

 しかし、バッターボックスにたった瞬間、凛とした長嶋茂雄がいた。背筋も伸び、左手一本だがバットを天に向かって立て、現役時代さながらの堂々として姿だった。そして何より、真剣試合さながらの打ってやるという気迫!それに押されて、投手の松井選手はおもわず大暴投をしてしまったと思うし、実際長嶋監督はその大ボールをヒットしようと、思いっきりバットを振りぬいた。

 長嶋監督が選手時代、敬遠球に抗議して、そのくそボールをホームランにしたのを思い出した。

 そして同時に、長嶋監督の(失礼だが)ガキ大将的な負けず嫌いに、自然とほおが緩んだ。もう77歳の世間で言うおじいちゃん、しかも脳梗塞で身体も自由に動かないにもかかわらず、そんなこと知ってたまるかととバットを持ち、ボールが来ればヒットを打つためにフルスイングをする。そんな長嶋監督の姿に、満員の東京ドームにも柔らかい空気が漂った気がした。

 今も昔も一瞬で、巨人ファンもアンチ巨人ファンもわしづかみにする。これが長嶋茂雄という人だろう。

 

始球式が終わると、グランドの中央に並ぶ、3と55の背番号。夢の空間に酔いしれた。

 

 そして両名のスピーチ。

まず長嶋監督が、病気後こういう形でしゃべるのをはじめて聞いた。少し聞き取りづらく、顔をゆがめて言葉を絞り出す姿を見るのは辛かったが、そういう姿を見せてでもファンそして我々国民に感謝の気持ちを伝えたいと思うととても胸が熱くなった。

 一方、松井選手 少し早口気味で、ただひとつひとつしっかりと力強く言葉を刻んで行く。ファンや長嶋監督、そして先輩方を立てて、隙がないスピーチだった。

松井選手の人柄を表す誠実さがそこにはあった。

松井選手は、現役時代から優等生の見本みたいに言われる。

やっかみがある人は、その優等生は何か猫をかぶっているとか、まじめすぎて面白みがないというけれど、彼はいままでずっとこの生き方を通してきた。それは一番我々が知っている。いろいろな厳しい環境の中でも38年間通してぶれずにやり通してきた。これは普通のものでは決してまねできない事だと感じた。

 

松井選手が、大切にしている言葉がテレビで紹介された「努力できることが才能である。」というものだが、今回のセレモニーの両名を見て、まさに師弟ともこの言葉こそが彼らを表す一番ぴったりの言葉だと感じた。

 

続く。

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はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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このページは、haruyamaが2013年5月 7日 18:20に書いたブログ記事です。

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