治山です。
2012年、幸せ体験第二弾。
今回も食事系と思いましたが、指向を変えて、エンターテーメント系に。
このブログでも何度も書きましたが、今年も多くの良著と出会い、テレビに映画、ショーなども体験
しました。
全く関係ないのですが、今このブログを書いていてパソコンに写った文字を見ると「007」
つまり、0時07分。ふと、今やっているダニエル・クレイグ「スカイフォール」見に行きたくなりました。
先日 有楽町阪急の007展をのぞいてきましたが、カバン、小物、衣装、スコッチウイスキーに
加え、ボンドカー、アストンマーチンの展示があり。思わず写真を撮ってしまいました。
やはり。ジェームズボンドは、女性以上に男が憧れるアイテム満載ですね。
ちなみに、タキシードも展示されていましたが、蝶ネクタイの大きい事!下手な着こなしだったら、
名探偵コナンみたいになるのが、ばっちり決まっていた。さすがジェームズボンド!
話を元に戻すと、数あるエンターテーメントの中で、今年の締めくくりとして良かったのが、音楽座
ミュージカルの「とってもゴースト」でした。
ストーリーは服装関連の話。バリバリの女性デザイナーがコレクションの最中に事故で死んで
しまう。死を受け入れられないデザイナーは、ゴーストとなってこの世を漂う。誰も彼女の姿を
見る事は出来ない。一人の男性を除いて。ストーリーはこの2人を中心に速いテンポで進んで行く。
このミュージカルの最大のテーマは、「生きる事の意味」
このデザイナーは、この世界でまだまだやりたい事を抱えながら死んだ。死んでも死に切れない。
迷い、苦しむ。しかし、この劇のラストで、本当に生きる意味を知る。
このラストシーンは、会場のほとんどの席からすすり泣きの声が聞こえました。
ほとんどの人の欲望には終わりはなく、達成してもまた次の欲望が生まれてくる。短い人生で
やりたい事全て成し遂げる人は、多分いない。しかし、一方で、非常に満足しながら、人生を終える
人がいる。この矛盾はどこから来るのか?
さて、みなさんはどう思いますか?
答えは一つではなく、皆さん自身でも解けると思っています。
ただ、別の答えが欲しい方。それは、私が以前紹介した本「置かれた場所で咲きなさい」
(単純に置かれた場所で咲くという意味ではありません。)
には、多くのヒントがあります。
今年、出会った名著と名舞台が今年の最後になって繋がりました。
ちなみに、今年の読書は、西尾維新の「戯言シリーズ」と、田代真人(監修)
「もし小泉進一郎がフリードマンの『資本論と自由』を読んだら」で始まっていました。
両方とも面白いです。(相変わらず乱読(苦笑))
それにしても、まさか「小泉進一郎」が、年末の選挙で大きな役割を担うとは・・・。
来年も、いいエンタに出会いましょう!
/治山
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