治山です。
先月、当社主催で3年目となる、はるやま杯「少年ソフトボール大会」を行わせていただきました。
岡山県近県の小学生ソフトボールチームのなかから、地区大会等を勝ち抜いた競合チームが
集う、ソフトボール招待試合です。
今年も、近県から各件代表の6チームが岡山ドームに集まり、熱戦を繰り広げました。
庭代台サニーズ(大阪)、明石ウエストクラブ(兵庫)、三渓カーレジ(香川)、府中北ソフトボール
クラブ(広島)、そして岡山少年ソフトボールクラブ。
とにかく小学生の試合とは言えないくらい、すごいのです!!
試合は、誰もかれも真剣そのもの。勝ちへのこだわり方は執念ともいえるほどでした。
全選手は、試合中ずっと途切れることなく、声を出し続け、そして、ピンチになると投手のところへ
行って、声を掛け合う。
父兄の方たちは、寒い中手がちぎれるほど拍手をし、声援を送っていました。
ピッチャーがフォアボールで試合を崩しそうになると、すぐに選手交代。
プロ野球よりシビアと思うくらいの場面もありました。
圧巻は、5試合目の岡山対香川の試合。
初回から最後まで、両チームともに0進行。
試合中、胸をぐっと押されたような感覚の、緊張感のある試合でした。
よく、「息をのむ試合」と言われますが、まさにこの試合がそうでした。回が終了するたびに、両チーム
のスタンドから、「ハァ」と、ドーム全体に緊張の息つぎがするほどの試合展開でした。
一つのミスも一つの失投も許されない中で、時間だけが過ぎていきました。
勝った方が決勝に進める為、どちらも負けたくないという気持ちだけで試合を引っ張っていました。
この中で両投手、プレッシャーに負けることなく、本当によく投げ切りました。
その精神力、本当に小学生?といった気がしました。
天に向かって垂直にバットを向けて、構えに入る姿も大リーガー並みのド迫力!
この子たちを見ていると、今の日本は草食系男子だの優男系だの言われていますが、全く
日本の未来はまだまだ力強い!と断言できる気がします。
ソフトボールですが、「ソフト」というより「ハード」な試合を堪能させてもらえました。
さて優勝は、庭代台サニーズ。準優勝の三渓カーレジの両ピッチャーの素晴らしい投げ合いで、
これまた心が熱くなる良い試合でした。
また来年の開催が今から楽しみです。
/治山
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