名作映画 「阪急電車」

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治山です。

映画「阪急電車」を見ました。はっきり言って名作です。

阪急電車を舞台に、本当に一瞬に乗り合わせた人たちが、絶妙に絡まって一つの物語を織りなして

いく。確かに、我々の人生もこれとおなじように奇跡的な出会いの繰り返しで成り立っているのだと

改めて感じさせられた。

今、世界の人口が60億人として、誰か一人と出会う確立は60億分の1、それに時間という縦軸

が加わるとその出会いはまさに天文学的な確立となる。

その奇跡の出会いにもっと感謝すべきかもしれません。

昔、杏里の「近すぎて見えない奇跡があるね・・・。」(サマーキャンドル)という出だしの歌がありま

したが、まさにそうです!

 

「人は見かけが9割」という本もあり、「第一印象が大切です!」と日頃リクルートの学生さん向けに

店で連呼している身としては、まったく耳が痛い話です。

映画中のセリフで 「外見だけで付き合うとひどい目に合う。」 と言うセリフが耳に残ります。

 

キャスティングも素晴らしく、宮本信子さんが本当に良いです。

思えば、伊丹十三監督の作品で数々の主役を演じた彼女の、凛とした女性の言葉を聞いた。

彼女の「泣くのはいい、ただ自分の意思で涙を止められる女になりなさい。」という深い言葉には、

心ふるえた。

電車って、ただ移動するためだけのものではないというのが分かる。

思えば電車を舞台にした名作映画も多くあった。

 

宝塚線は、昔宝塚に住んでいたこともあり、少しセレブ感があるあのえんじ色の電車が懐かしく

応接室の椅子のようなシートも座っている感触が思い出された。

実際、当時はほとんど通勤時は寝ていたけれど・・・。

見終わって、やっぱり阪急電車に乗っている人はいい人が多いと妙に納得した。

 

情けは人のためならず、そして、前回書いた「パレスチナ」の憎しみの連鎖とは対照的に、

優しさもまた連鎖するということが分かった。

お勧めです。

 

/治山

 

☆先日、「カレー海苔」というものを食べた。ネーミングに引かれてトライしたのですが、

 一口食べて引きました。カレーも好きで海苔も好きですが、海苔の形を見るとどうしても

 海苔として見てしまいました。このマニアックな食べ物、興味のある方はぜひお試し下さい。

 

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はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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このページは、haruyamaが2011年8月18日 14:32に書いたブログ記事です。

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