治山です。
前回に続いて、心にぐっと来た言葉をご紹介します。
英語の言葉。
I think this is the beginning of a beautiful friendship.(映画 カサブランカ から)
「お前さんとは、いい付き合いができそうだな。」
ちょっとカサブランカから離れて、英語のテレビで言っていたのは、「もしかして、運命的な出会い?」
ビューティフルがいいですね。
松平健さん の言葉。
「さだまさしドラマスペシャル 故郷 -娘の旅立ち」より
長崎の五島列島を舞台としてこのテレビドラマのワンシーン。
東京に行った娘(堀北真希)が、苦労を重ねた果てに島に何年かぶりに戻ってきて、お茶の間で
超ガンコ親父(松平健)と2人で面と向かっている。
松平健「何があった?」ぶすっとした表情で、心配そうでいて、一見追及のように聞こえる。
堀北(ちづる役)「お父さんのうどんば、つくるといっちょるじゃない!もうよかじゃない!
なんでそんなこと聞くと。」(反抗的に、しかし涙ながらに声を絞り出す。)
「なんでそんな言い方しか、できんとよ。わたしはわたしなりにやったと。やったんだけど、
友達はできんし、ばかにされるし・・・。(中略)
わたしじゃなか。わたしは人の作品など盗んだりせん、そげんなひきょうなことせん。でも、誰も
信じてくれん・・・。つかれたよ、東京は・・・。」(静かに、そしてため息と涙が入り混じった声で。)
それを受けて
松平健(おおきな目をぐっと開けて、静に強く。) 「お父さんは、信じる。」・・・。
「他の人ば、なんといおうと、お父さんはちづるば、信じる。」
(泣きながら笑顔を作り、優しくちづるを見ながら)
泣けました。
言葉には言霊がありますね。
/治山
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