治山です。
前回のブログでお話した通り、「セーブビズキャンペーン」をスタートしました。
この意図は、各企業がそれぞれの得意分野を活かして、日本を救うために貢献していくというもの。
当社はもちろん、衣料品で貢献します。
環境省では6月1日から暑さ指数を公開し、テレビや新聞では、連日この夏のオフィス環境や通勤
環境について連日報道されています。間違いなく、従来のクールビズスタイルでは、対応できない
くらいの不快な夏になると思います。
日本のビジネスマンの生産性が落ちると、日本経済の回復自体も遅れます。とはいえ、
「Tシャツ+短パン」のスタイルで、仕事が許される業種・職種ばかりではありません。
「個々の会社の規律を守りながら、最大限いかに快適に仕事ができるか?」
これが、今回私たち「はるやま」に課せられた問題です。
そこで私たちが必死で考え、至った結果が「クール指数」の考え方です。
2003年にクールビズが始まり、当初からその最大の問題点は「服装のルールが決まっていない」事
だと言われてきました。
言葉の独り歩きとなってしまい、単にネクタイを外すこと以外には、初年度から現在まで明確な
ルールが決まっていませんでした。
企業側は「規律を守りつつ適度なカジュアル化とは?」を提案しかねており、社員にとっては「どの
限度まで、会社は許しているのか?」と多くの企業・社員の方々が迷走していました。
迷走するのも当たり前。ルールが決まっていなかったからです。
ここにクールビズ最大の問題点がありました。
日本人は和を重んじる。いい意味で「横並び」が好きです。平たく言えば、服装ごときでにらまれたく
ない。だから、ここ何年も、みんな半袖、ノーネクタイ程度でとどまってきました。
そこで我々の提案は「クール指数」。
具体的には、夏のビジネスでの着こなしをコーディネート別、涼しい順にランク分けし、
それを指数1~4として、ルールを作ります。
指数が高くなるほど より快適に涼しくなる。ただし、ややくだけたスタイルになる。
例をあげると、「指数1」では「涼しいスーツ」のスタイル、「指数4」では「短パン+ポロシャツ」の
スタイルを提案するといった具合です。
企業によってこの指数(スタイル提案)を基準にして、自社の限度枠・理想のスタイル例を
選んでもらい、社員はそのスタイル内で自由にカジュアルダウンしていく、というものです。
現在、多くの企業が「クール指数」を基準にすることで、自社の基準スタイルを設けやすくなったと
大好評を得ています。
この夏、ビジネスパーソンがより快適に仕事ができ、そして効率や生産性をあげていただく。
これが我々のセーブビズ運動の大きな柱の一つです。
もしご興味がある企業の社長さんたちは是非、自社の「クール指数」を明確にして、より
生産性が上がるように環境を整えることをお勧めします。
/治山
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