治山です。
「義を見てせざるは勇無きなり*」の心境で、今回「セーブビズ」のキャンペーンをスタートさせました。
その意図について、ご説明すると今回の東日本大震災において、当社も少なからず被害を受けま
した。私も東北に現地入りした際、目を覆いたくなるほどの被災地の現状に言葉を失いました。
そしてまた、東京都内に入った際も、駅は暗くエスカレーターが止まり、街の灯りも消えていました。
被災地の人々の報道が流れるたびに、また都内のビジネスマンの様子を見るたびに、私たちに
出来る事が何かないかを考えました。
まず、「働く人たちが元気にならないと日本は元気にならない。」「働く人たちが頑張らないと日本の
復活はない」のではと考えました。
そして行きついたのが、今回の「セーブビズ」キャンペーンです。
義援金による支援に加えて、次のステップとして私たちがそれぞれの企業力を活かし、働く人たちを
支援する。働く人たちを元気にするために各企業が知恵を出し、実行していく。そんな輪を広げられ
ないかと考えました。
例えば当社で言えば、昨年以上に通勤環境やオフィス環境が暑くなると想定される中、より快適な
ビジネスウェアを開発し提供する。同時にそのスタイル(コーディネート)を新しく提案し、働く人たちに
快適に生産性を上げてもらう。
「働く人たちを助け、救う(セーブ)こと」で、「東北をそして日本を救う(セーブ)こと」の一端を担えるの
ではないかと願っています。
この運動への賛同を、知り合いの社長さんらに呼び掛けたところ、3日間で70社を超える企業が
「ぜひ!」とか「やりましょう!!」などと声をあげてくれました。
本当に、熱い気持ちと行動力を持った社長さんたちです。
その賛同企業の社名は6月3日と、7月に某全国紙で掲載予定です。
今後も、より多くの企業に賛同していただき、それぞれが独自で、時には協力して、何が出来るかを
考える。この運動が一つのきっかけとして、「働く人たち、そして日本を救うこと」につながればと思っ
ています。
みなさんもぜひ、一緒にやりませんか?
詳しくは、弊社ホームページにてご案内します。
今私たちがやるべきことは、見る事ではなく、「やる事」だと感じています。
/治山
*「義を見てせざるは勇無きなり」 :論語。 為政から:人としてなすべきことと知りながら、それを
実行しないのは勇気が無いからである。
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