最近、時節柄(忘年会シーズン)、美味しい物を食べる機会が増えています。
食いしん坊万歳の私としては、本当にありがたい日々です。
その中で聞いた話の数々、東京のとあるうなぎ屋の5代目当主の話。
「どこで獲れたうなぎかは、見ただけでは分からないけれど、焼くとそのにおいで大体どこで獲れたの
か分かるんだよね。」(水と餌で匂いが違うらしい)うなぎソムリエ恐るべし。
とある有名料理学校の校長室で、教授たちによるフランスディナー。
今まで見たこともないような作品ばかりで、もちろん味も東大級。
校長いわく「モニターみたいな感じで、教授たちも気合が入り、いい勉強になるんだよね。」と。
こんなモニターならいつでも言って下さい、飛んでいきます。(笑)
先日「料亭」と「割烹」の違いを教えていただきました。
見分け方は単純。「料亭」は全ての部屋から庭が見える。見えないのが「割烹」とのこと。
とあるその割烹は鯛を得意として、まず鯛の刺身。食べている最中ずっとしっぽが動いている。
活きが良すぎ、気が散って食べにくい食べにくい。鯛っていったいどういう身体をしているのか。
腐っても鯛、刺身になっても鯛。
そして締めは鯛飯。鯛が一匹、丸のまま入っていると思いきや、骨も全て取った上で、お頭としっぽ
を残し、刺身のような状態で綺麗に土鍋の中に並べられている。その美しさの職人芸に恐れ入り
ました。飯になっても鯛。
最後の極めつけは、銀座「柿安」。こちらのすき焼きは、霜降り最上級、舌がとろける。
一番驚いたのが、血統書付き。今食べている牛の血統書を見せてくれる。
ちなみに私が食べたのが、モモエちゃんという名前の牛でした。名前を見ると少し残酷と思いつつ、
思わず箸が進む私。いただきますを繰り返し、本当においしくいただきました。
これ以上のすき焼きを食べたことはありません。素晴らしい!
/治山
おまけ:たいてい忘年会がある日の昼は、近くのスーパーで弁当を買ってすませます。
そのスーパーのお弁当が大人気。いつもお昼時間には人だかりができています。
263円で内容も大満足。とんかつ、唐揚げ、ハンバーグ、サバの煮込みなどなど。
先日、一つしか残っていなかったハンバーグ弁当に手を伸ばそうとしたら、先にすっと伸びた手に
さらわれてしまいました。
反射的にその人の顔を見ると、当社の社員。うーん弁当は下克上!
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