治山です。
仕事でイタリアを訪問した際に、何と、F1観戦をしてきました。
モンツァクランプリ!
契約先のメーカーさんがF1のイタリアのスポンサーの一つで、そのイベントに招待してくださり、
行ってきました。
正直、私はこれに関してはかなり疎く、何十年前かのセナや中島の時代は結構マイブームでしたが
もう今ではほとんど注目をしていませんでした。
それがいきなり今回観戦することになりました。もちろんサーキットで見るのも初めてでした。
ミラノ郊外のモンツァというところで、毎年開催されるレースで、駐車場を降りると同時に聞こえてくる
のは、まさに爆音。
何かチェーンソーで巨木を切るような、あるいは1m位の巨大な蚊がブーンと耳元へ飛んできたような
今まで体験したことのない音でした。
それがどうしたことか、全然不快ではなく、どんどん気分が盛り上がるのです。
会場に近付くたびに音は大きくなり、まさにテンションあがりっぱなし。気分は夏祭りのやぐらの
太鼓がどんどん勢いを増して迫ってくる感じ。
そしてサーキットで実際に車を目にした時の興奮は忘れられません!
キーン!はるか向こうの直線から「来た!」と思ったら、一瞬まさに一瞬で走り去る、というよりは
飛び去る感じ。その後残るのは恐ろしいまでの爆音。
10㎝目の前に電車が通ってもこの音はしないくらい、ド爆音。耳栓をしないと脳みそが解けるような
感じでした。
そして面白かったのは、地元ファン。やっぱりイタリア、フェラーリファンがすごい、所変わった甲子園
球場の阪神ファン。大人も子供も旗を持ち、声をからして大声援。
そしてメルセデスがすこしクラッシュ気味になると、大喜び。
五感にしみる体験でした。
/治山