2010年5月アーカイブ

『現代語訳 学問のすすめ』

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治山です。

最近、本当に素晴らしい本を読みました。

それは『現代語訳 学問の進め』 著者:福澤 諭吉(斎藤 孝 訳) です。

正直全く興味はなかったのですが、たまたま知人が「感動した一冊」というコラムで紹介していたの

を読み、何となく買って何となく読み始めました。

それが読み始めたとたん、ハマるハマる!素晴らしいの一言です。

福澤諭吉はとにかく凄い!切って切って切りまくる!

その切り様は、「太田総理」も「たかじんのそこまで言って委員会」の面々もたじたじになる程。

非常にさっぱりとして爽快。

そのぶった切る相手は、幕府も武士も、漢学者だろうが国学者だろうが洋学者だろうが、

はたまた孔子だろうが、間違っていることに対しては、容赦なく遠慮なくぶった切る。

もちろん、ただ暴言を吐いているという事とは違い、ゆるぎない信念と物事の本質を恐ろしい程の

洞察力で見抜いた上で切っている。その正しさは、ほぼ150年後の今日の歴史が証明していると

言える。

現代語訳の斎藤 孝さんがはじめに、「冒頭の天は人の上に・・・。」の例の有名なフレーズは

誰でもそらんじることができる。しかしこの本を読んだことがある人は、ほとんどいないのでは

ないか?と言っていたが、その通り、あまり読んだことのある人はいないのではないか?

しかし読んでみて、この古典を今読まないととてももったいない。そんな気がする本です。

先ほど書いたように、難しい本というより、椎名 誠さんや土屋賢二さんのように歯切れが良く、

そしてユーモアに富んだ上質のエッセイを読んだような爽やかさです。

もちろん、福澤諭吉のリズムやテンポをそのまま残しながら現代語に訳してくれた斎藤 孝さん

のような天才がこの時代にいて、この仕事をしてくれた事にも我々はすごくラッキーと感謝して

います。 今年一番の収穫です。

/治山

ドラマ「不毛地帯」

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治山です。

だいぶ前になりますが、ドラマ「不毛地帯」が終わりました。

ひと言でいうと骨太の本当に見ごたえのあるドラマでした。

ビールのように、飲むとその場でスキッと気持ちがさわやかになる、というものではなく、

年代物のマッキャランや紹興酒のように、飲んだ次の日もその余韻が楽しめるような

重くてじわっと深いドラマでした。

 

特に最終回の大門社長役の原田芳雄さんと壱岐(イキ)正役の唐沢寿明さんのツーショット

の場面(まだ見ていない方のために詳しいことは言いませんが)、個人商店を企業への転換を

図る為に通らなければならない決断の場面。

野球で例えると9回裏満塁ツーアウトフルカウント、一打さよならの4番打者とエースの対決の場面

のような、また、ゴルフに例えると最終18番この2メートルのパットでメジャー初優勝を決める藍ちゃん

を見るような緊張感で、息が止まりそうなくらい画面に吸い込まれました。

まさにドラマ史に残る場面だったと思います。

 

お二人だけではなく、全ての出演者の完璧な演技も素晴らしかったです。

不毛どころか超豊作のドラマでした。

 

/治山

愛情キャンペーン記者発表会の日

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治山です。

2月に行った「愛情キャンペーン」の発表イベントから約3ヶ月。

おかげさまで皆様にご好評をいただいております。ありがとうございます。

 

発表イベント当日はあいにくの小雪。曇った空に「とほほ気分」でしたが、

会場入りするとたくさんの報道関係者の方が集まって下さっていました。

 

特にイベントの中で印象的だったのが、CMイメージキャラクターの高田延彦さんの「出てこいや!!」

という掛け声とともに、一斉に一万個の風船を空に放つ場面がありました。

ワァーっと一斉に空に散らばる1万個の風船のその壮大なること!

やがて風船は点になり、青いキャンバスに描かれたスーラの絵のようでもあり、まるでそれぞれの

点が大きな何かを描いているようでした。

 

空に飛んでいった風船から目を落とすと高田さんの左右には、風船に負けないほど華のある

新垣結衣さんと川島海荷さんが。こちらはまるでラファエロかルノアールの女性の絵のようでした。

始めはあいにくの曇り空、小雪でしたがイベントが始まった途端、雲が散るように、これ以上ない

快晴。私も普段から「晴男」と呼ばれていますが、やはりこの3名には負けたと思いました笑。

 

今回のイベントのテーマは「愛情いっぱい。はるやま!」。

世界中の人々に愛情が届きますようにと祈りを込めて、たくさんのハート型の風船を空に向けて

放ちました。

皆様のもとにも届きますように。

 

/治山

はじめまして! 治山です。 今回から、ブログというものに挑戦します。 「をとこ(男)もす(る)という日記というものを、社長もして心みむとて、するなり。」というか、 「つれづれなるままに・・。」という心情でしょうか。

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