治山です。
さてみなさん、今回もテレビネタ第二弾でお話させていただきたいと思います。
昨年の話ですが、「リアルクローズ」という本当にいいドラマがありました。
ご覧になっていない方は是非。
映画「プラダを着た悪魔」とモチーフが重なっているような気もしますが、我々のような衣料品を
扱う業界の人にとってはとても面白く、勉強になりました。
また、黒木瞳さんはじめ、香里奈さん3姉妹、加藤夏希さんなどキャスティングも素晴らしかったです。
今回は、このドラマの台詞の中で、「ドラマのテーマは全てこの台詞に集約されている
のではないか?」という台詞をご紹介させていただきたいと思います。
映像なしでは伝わりにくいかもしれませんが、素晴らしい言葉なのであえてご紹介します。
興味をもたれた方はぜひリアル映像でもお楽しみ下さい。
この決め台詞は最終回、あるデパートの婦人服責任者である黒木瞳さんがスタッフに語りかける
言葉です。このシーンが素晴らしい。
『この業界にいて良かった。』と素直に感じられる言葉です。これは、私も含めたこの業界の人々に
大してのエールのような気がしました。その台詞は次のような台詞でした。
「洋服は、私たちに素敵な贈り物を与えてくれます。例えば、洋服は女同士の友情をつないでくれる
もの、自分らしさを表現してくれるもの、働く女性の背中を押してくれるもの。そして男性には、戦う
勇気をくれる。そしてある人には、新しい世界の入口、自信を引き出してくれるもの。前に進む勇気を
くれるもの。
自分さえ知らなかった自分を見つけてくれる。そして洋服のもつ一番の魔法は、それはきっと自分を
好きになるということ。
似合う服を着て鏡を見た瞬間、喜ばない女性などいません。ファッションで世界は変えられないかも
しれないけれど、たった一枚のドレス、一枚のブラウス、たった一足のハイヒールで一人の女性の
人生を変えられます。洋服を愛している限りあなたたちと私はつながっています。
私はこれからもずっとこの世界で生き続けます。だからあなたたちもどうかその魔法を胸に洋服を
続けてください。」
また、別の場面での名台詞。この言葉も好きです。
「素敵な洋服を着なさい。素敵な服を着ていると素敵な人生になる。」 治山/
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