治山です。
テレビドラマ「不毛地帯」が始まりました。
以前当社のCMに出ていただいていた唐沢寿明さんが主演ということで、この秋注目度ナンバーワン
のドラマでした。感想は・・・おそろしく重い。ですが面白い。
以前お会いしたときの印象をお話すると、唐沢さんはとても気遣いが素晴らしく楽しい方でした。
仕事に対しては「白い巨塔」でもそうでしたが、役になりきり鬼気迫る迫力です。
唐沢さんは、今回のドラマの事をあるインタビューで「原作は素晴らしい、キャスティング、そして
携わるスタッフも全て素晴らしい。つまらないドラマになったら全て私のせいです。」と意気込みを
語っていらっしゃいました。これは思っていてもなかなか言えない一言ですよね。
あらためて唐沢さんのプロ意識の高さを感じました。
さて、このドラマの原作、確かに面白いです。(蛇足ですが)私も昔、伊藤忠商事に入社した時に
読みました。本当に面白く、商社マンかくあるべきと血が騒いだことを覚えています。
それにしても昔の日本の方々は、果てしなく強く、かつ優しかったなぁと改めて思いました。
レイモンド・チャンドラーの「男は強くなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない。」
という言葉の通りに。
今年から来年にかけて、日本人の素晴らしさ、そしてその美しさを見せつけてくれるドラマが
目白押しです!
「JIN」「不毛地帯」「坂の上の雲」。各時代に確かに強く優しいそして、美しい男たちが生きて
いました。
私たちは外面的に男性がより美しくなるお手伝いをしていますが、内側からくる、その人間としての
美しさには足元にも及ばないなぁと思います。
まずは内面から磨かんとあかんなぁ。(しみじみ)
コメントする